BLADERUNNER 2049
前作の30年後を描く"2049"
リアルタイムで劇場で観たわたしから見たらSFだけでなく映像表現、デザイン、カルチャーにブレラン前とブレラン後とはっきり分かれるくらいの影響を与えたカルト名作の続編なんて無謀な企画。
不安でしかありませんでした。
ただし前作のマスター=リドリー・スコットが製作に回り、やはり前作ハンプトン・ファンチャーの原案を膨らませて紡ぎ出した脚本のデヴィッド・ピープルズが("ソルジャー"も彼)加わったとなれば、本流も本流。
どんな発展さえもあのロサンゼルスの将来として受け入れられます。
それをメガホンとるのがドゥニ・ヴィルヌーブとなれば前作の退廃的な脅威の未来観の中で繰り広げられた内向的なトーンも引き継いでくれる。
IMAX3Dにて観てきましたが期待通り、期待以上、そして謎と希望が同時に深まる素晴らしいSFの名作に仕上がっていました。
#BLADERUNNER2049 雨の日がふさわしい(^^)
暗い前作とは一転、画面のトーンだけでみるとずいぶんと明るくなった予告を観てて、やや不安でしたが2019よりもさらに環境が悪化したさまを納得してしまえばそれも受け入れられました。
紛れもなくブレードランナーの続きであり、さらなる驚きをもたらしてくれます。
今日はあまりの衝撃にあたま真っ白、脳が消化するために帰宅してすぐに数時間寝ちゃいました ^^;