IMCO HIT G55-R

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見た目は100円ライターながらフリント交換、ガス注入可能と使い捨てではありません。


1918年創業で国からのお達しでライター生産に、主に軍用に開発されたシンプルでメンテナンスしやすいオイルライターで定評がありジッポーよりも長い歴史がありました。

現在はライター製造業から撤退しており日本の企業がブランドを継続しているようですが当然これら昔のモデルは廃盤になっています。


このHIT、斜めに発火する構造はパイプ用。豊富でポップなカラバリはちょっとレトロなトーンが気に入ってたくさん集めました。

シンプルな構造なのでガス噴出レバーを限定解除して工藤ちゃんなみに長い炎を出すようにカスタムして使っていました。

ボトムのプラスチックリングが割れて紛失したり、長いこと使っているとフリントを削るリングに粉カスが溜まって点かなくなったりと旧車のようにだましだまし付き合っていく必要があります。


買い集めていた雑貨屋さんのご好意でショップディスプレイのスタンドや取説のようなものまで揃っていたり。
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ターボ式のHIT2なるものが現在は入手可能ですがコレクターごころをくすぐるようなキュートさは残念ながらなかったです。


入手不可能と知って以来、完全に観賞用になり使用していませんが、2つあるディスプレイスタンドのうちまだ5マス埋まっていないまま(>_<)

主にUKのe-bayにたまに出品されていますが¥1700とか¥1900とか当時の値段を知ってるだけに躊躇する価格設定。これらの空きマスも永遠に埋まらなそうです。