古いバッグのポケットから

長男がなにかの課題に…というので手持ちの(持っていたはずの)文庫本を探してやっているうちに発見した、懐かしいHerve Chapelierのブリーフケース。

 

ポケットから、なにやらクシャクシャの印刷物と劣化したコピー紙が出てきました。ネットのなかった時代の遺物…カタログ&FAXオーダーの残骸です(^^ゞ

 f:id:hynm_moriyama:20150117234750j:plainf:id:hynm_moriyama:20150117234749j:plain

USAからはL.L.BeanJ.Crewなどのカジュアルアイテム、UKからはこちらのHilditch & Keyからダブルカフスのシャツをオーダーしていたものです。懐かしい!


Home - Hilditch & Key

 

オーダー用紙は使い回しするためにコピーして使用、ページから破り取って使っていたのでカタログも表紙と裏表紙はわかりますが、複数シーズンのカタログのバラバラのページが混在していて構成も不明…

f:id:hynm_moriyama:20150117234751j:plainf:id:hynm_moriyama:20150117234753j:plain

 

単なる柄の印刷だけで形(Style)はおまかせ…というかたぶんセミワイドのダブルカフス一型だけだったような。20年前の相場なのでレギュラーで£55.00といまより£100ちがうという…物価の変化を感じさせます。

f:id:hynm_moriyama:20150117234752j:plainf:id:hynm_moriyama:20150117234752j:plain

 

 どうやって頼むかというと右の表に欲しいDESIGN NO.とサイズ・価格を記入、わたしは裄丈をカスタムしてもらっていたのでSLEEVE LENGTHも記入、ALTERATION CHARGE(お直し代)も入れて自分で価格も記入。

f:id:hynm_moriyama:20150117234624j:plain

シャツの送付先住所とクレジットカード番号・有効期限とサインをしてファックスするわけです。

 

何度かこういったオーダーを愉しみましたが、一度はよれよれの御爺さんらしき手書きの文字で”注文の生地は売り切れてしまったから似たようなこっちで我慢してね”的なメッセージと共に微妙に違う柄のシャツが送られてきたこともありました。

 

カタログに無かった柄だったのでたいそう喜んだ記憶があります。

 

ポチっと世界中から購入できる現在の便利さは手放したくありませんが、メールオーダーならではのドキドキワクワクなやりとり、楽しかったです。

 

またポチっと頼んでみようかな( ^ω^)