Breitling- Cronomat 769 (no ‘red arrow’ between 5 and 6 & no 3,6,9 markers in the minute counter)

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わたしのブライトリング コスモノートは奥さんから結納返しに頂いたもの。

 

25年前です。もう25年かー。

 

結婚QUATER CENTURYのお祝いに。

 

以前から現行のモンブリランが素敵で欲しいと気に入っていた奥さんでしたが、中央の赤リング(テレメーター)のデザインは元々ファーストクロノマット769の特徴だよと、わたしの好みもありアンティークを勧めていました。

 

腕時計にストップウォッチを搭載したのもブライトリングなら回転ベゼルに計算尺を搭載したのもブライトリング。

スイスでこの計算尺を特許登録した証にスイスパテントNo.217012とダイヤルにプリントされています。

 

実際に現物(モンブリラン)を先週中野に見に行きましたが大きさといい、キラキラ感といいやっぱりアンティークがいいよねとなった日曜日。

 

これまた今年に入ってからわたしのコネクションあちこちにアンティークのクロノマット769を探していることは伝えていましたが、ここに来て突然ポッと状態のいいクロノマット769が現れ紹介していただきました。

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www.vintage-breitling-watches.com

アンティークは一期一会。欲しい時計に買えるタイミングで出会うことを常々祈ってますが今まではなかなかそういうこともなく。

 

今回に限っては運が良かったとしか思えない出会いでして。

このたびお家にやってきました!

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しかもクロノマット発売の1942年最初期の特徴である

・クロムケース(一般的にはSSケース)

・6時位置のSWISS MADEの代わりにFAB. SUISSEの文字

・5時6時の間を指す赤矢印がなく

・右インダイヤル45分積算計内の3,6,9を強調する目盛りもない

全部入りのスーパーレア個体です。

向かって右下ラグにある凹みはポルトガルインポートの刻印だそう。

 

 


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左)世界の腕時計 No.13から一般的な769

右)初期の広告にある769  ダイヤル27分位置に赤矢印はなく右インダイヤル45分積算計の3,6,9マーカーもないのが確認できます。



もったいないくらいすごいのに出会えてわたしもハッピーで奥さんにプレゼントといいながらわたしもだいぶ使っちゃいそうです。

 

まずはオーバーホール、次にこれに合うベルトを探さなきゃですね。